:ドミニカ出身:
野球選手の宝庫であるドミニカのサンペドロデマコリス出身。元々は捕手兼内野手としてプレイしていた。00年にはルーキーリーグで7本塁打を放つなどマイナー通算13本塁打。01年に1試合だけマウンドに上がり1イニングを2奪三振に抑え込んだ。同年のオフに盲腸の手術を行なったが復帰3戦目でホーム上のクロスプレーで傷口が開いてしまい戦線離脱。この事がきっかけとなった捕手を断念し本格的に投手に転向し、03年からは投手専任。
:通算281被安打:367四死球:
100マイルに迫るストレートを武器にマイナーリーグではまともにヒットを打たせなかったが、その反面6年連続で四死球数が被安打数を上回るという壊滅的なコントロール。奪三振率9.86、被安打率.186、四球率6.91、死球率1.20、、9イニングに直すと10奪三振、6被安打、7四球、1死球が平均値という凄まじい不安定感。
:MLB昇格:
06年9月6日のヤンキース戦でMLB初登板を果たしたがポサダのスリーランで3失点。9月17日のマリナーズ戦では5対8で迎えた8回表から登板したが、イチローに内野安打を許すと、城島にアウトコースのストレートをレフトスタンドに運ばれて試合を決められてしまった。
:オセロ止める!:
07年のベイスターズは開幕戦を落とすと、そこから○●○●○●…と勝ち負けが交互に続く、相撲用語で言うところの「ぬけぬけ」が開幕から12試合続いていた。4月14日の阪神戦は負ける番だったが、試合は阪神が無死満塁をクリーンナップで無得点など、再三の拙攻を見せて0対0のまま終盤に入った。そして7回裏にマウンドに上がったホセロが3四死球を与えながら無失点で切り抜けると、8回表に打席に入ったホセロは見事なレフト前ヒットを放って出塁、それをきっかけにベイスターズが先制点を挙げ、そのまま逃げ切った。
:天国→:
5月8日ヤクルト戦では同点で迎えた6回裏からマウンドに上がり2イニングを無失点に抑えた。8回表に打順が回ってくると二死ランナーなしということもあって、そのまま打席に送られた。するとホセロはヤクルト遠藤の高めのストレートを強振し、打球はレフトスタンドに吸い込まれる勝ち越しソロとなった。ヒーローとなったホセロだったが、一転、その裏に連打などで一死ニ、三塁というピンチを招くと、代わったクルーンが真中に逆転スリーランを打たれて、そのまま逃げ切られ、ホセロに初敗戦が記録された。 |
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