伊藤 拓郎
67
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名前 |
いとう たくろう |
生年月日 |
1993年4月2日 |
経歴 |
帝京高−横浜(11年D9位)−群馬 |
入団年 |
11年ドラフト9位 |
在籍年 |
12年−14年 |
背番号 |
12年−14年[67] |
投打 |
右投げ右打ち |
守備 |
投手 |
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:高校1年生で148キロ:
中学1年時に全国大会で完封勝利。2年の春夏、3年の春夏も全国大会に出場して3年の秋には既に140キロを超えるストレートを投げていた。帝京高に進学すると1年夏の甲子園で初戦の敦賀気比高で9回二死から登板して、1年生史上最速の147キロを投じた。翌日の九州国際大付戦では148キロに記録を更新して大きな話題になった。
:最終指名:
2年春のセンバツでも2完投を記録してチームをベスト8に導いたが、2年夏に右肘を痛めて暗転。投球フォームも崩して苦しい時期が続いた。3年夏にはスピードへのこだわりを捨ててチームの勝利に集中して甲子園にも出場したが、スカウトの評価は大幅に落ちて同年のドラフト会議では名前が読み上げられないまま各球団の指名が終了していき、諦めかけていた伊藤だったが全球団の指名選手中最後の指名となる横浜ベイスターズの9位指名(全体の72番目)を受けて涙を流した。なおチームが翌年からDeNAに買収されたため横浜ベイスターズのドラフト指名選手としても最終指名となった。
:初登板:
ルーキーイヤーはイースタンリーグでわずか4試合の登板ながら14イニングを投げて防御率0.00を記録。シーズン終盤の10月5日に一軍昇格を果たすと、同日の巨人戦で大量リードを許した8回裏に初登板。谷をピッチャーゴロに打ち取ると、石井義にはライト前ヒットを許したが、長野を空振り三振に切って取って初奪三振を記録すると、続く寺内も空振り三振に抑える上々のデビュー戦を飾った。
:戦力外:
13年はイースタン・リーグで18試合に登板して8勝4敗、93イニングを投げて防御率3.97と経験を積んだが、右肩の違和感からサイドスローに転向して望んだ14年は体調不良もあってイースタン・リーグで11.2イニングに投げたのみに終わり、入団からわずか3年で戦力外通告を受けた。伊藤は第2回トライアウトも受けたがNPBからの声はかからず、元横浜のラミレスがシニアディレクターを勤めるBCリーグの群馬に入団した。
:トライアウト:
群馬ではベイスターズ時代の用具をそのまま使用するために背番号67を継続して背負った。また15年4月29日に横浜ベイスターズの二軍と対戦した際には同期の古村打撃投手らが野球用具を集めて渡してくれた。伊藤はその中にあった帝京高校で共に汗を流した山崎康のグラブを手に翌日の先発のマウンドに上がった。15年オフにオーストラリアのウインターリーグに参加した際に球速が140キロ台に戻り、翌16年は65.1回を投げて防御率2.48という好成績を残した。翌17年には先発で160.2回を投げて13勝6敗、防御率2.58という好成績を残したが、15年オフ、16年オフと3年連続で挑んだトライアウトではNPBからの声はかからなかった。
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18年は社会人の新日鉄住金鹿島へ入社し、都市対抗野球ではJR東日本戦で6回を2安打1失点に抑える好投を見せた。 |
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初記録 |
初登板 |
12年10月5日巨人戦 |
初勝利 |
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初奪三振 |
12年10月5日巨人戦:長野から |
初完投 |
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初セーブ |
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投球成績
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チーム |
登板 |
完投 |
完封 |
勝利 |
敗戦 |
S |
回数 |
安打 |
本塁 |
四球 |
死球 |
三振 |
暴投 |
ボーク |
失点 |
自責 |
防御率 |
|
12 |
横浜 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2.0 |
1 |
0 |
2 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
|
通算 |
1年 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2.0 |
1 |
0 |
2 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
|
|
打撃成績
|
チーム |
試合 |
打数 |
得点 |
安打 |
二塁 |
三塁 |
本塁 |
塁打 |
打点 |
盗塁 |
盗刺 |
犠打 |
犠飛 |
四球 |
死球 |
三振 |
併殺 |
失策 |
打率 |
|
12 |
横浜 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
|
通算 |
1年 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
|
|
二軍投球成績
|
チーム |
登板 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
S |
回数 |
安打 |
本塁 |
四死 |
三振 |
失点 |
自責 |
防御率 |
|
12 |
横浜 |
4 |
0 |
2 |
0 |
0 |
14.0 |
9 |
0 |
3 |
6 |
0 |
0 |
0.00 |
13 |
横浜 |
18 |
0 |
8 |
4 |
0 |
93.0 |
91 |
4 |
50 |
44 |
49 |
41 |
3.97 |
14 |
横浜 |
11 |
0 |
0 |
0 |
1 |
11.2 |
6 |
0 |
8 |
7 |
1 |
1 |
0.77 |
|
通算 |
3年 |
33 |
0 |
10 |
4 |
1 |
118.2 |
106 |
4 |
61 |
57 |
50 |
42 |
3.19 |
|
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