齋藤 俊介
24
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名前 |
さいとう しゅんすけ |
生年月日 |
1994年1月7日 |
経歴 |
成田高−立教大−JX-ENEOS−横浜(17年D4位) |
入団年 |
17年ドラフト4位 |
在籍年 |
18年−21年 |
背番号 |
18年−21年[24] |
投打 |
右投げ右打ち |
守備 |
投手 |
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|
:選択肢?:
小学校3年の時に太り始めた斎藤を気にした両親がスポーツをさせようと思い立ち、「野球とサッカーどちらがいいか?」と聞かれて斎藤が「サッカー」と答えると「それはダメだ」と言われて野球を始めさせられた。目立つことが苦手だった斎藤は当初は外野手を希望していたが、ついに断れなくなってピッチャーを始めた。
:延長15回:
成田高では2年夏の県大会で控え投手として12イニングを無失点に抑えて甲子園出場に貢献した。だがチームがベスト4まで勝ち上がった甲子園では登板機会は訪れなかった。エースとなった3年夏は県大会4回戦の建山総合戦で14.2回を完投したがサヨナラ負けで甲子園での登板は果たせなかった。
:2季連続防御率1点台:
立教大へ進学すると1年秋からマウンドに上がって、秋の東大戦で6回を2安打無失点に抑えて初勝利を記録。2年春には大きく飛躍して防御率1.13で最優秀防御率、秋にも法政戦で2安打、無四球の完封を記録するなど防御率1.28を記録した。だが3年秋に右肩を痛めて登板なしに終わると、4年春には東京ガスとの社会人対抗戦で復帰し2回を無安打に抑えたがリーグ戦は2季連続の未勝利となった。
:JX-ENEOSへ:
4年秋には146キロを計測するなど復調気配を見せて2勝3敗で防御率3.38を記録。所属した経済学部ではスポーツデータ解析を研究し、3年時には「内野のチーム守備力評価に関する研究」という共同研究でSEM因果分析特別賞を受賞した。六大学通算11勝14敗、防御率2.45、148奪三振。プロ志望届は提出せずに社会人のJX-ENEOSへ入社。
:ベイスターズ戦で好投:
入社1年目の都市対抗野球では日本生命戦で149キロを計測、2年目の都市対抗でも日本通運戦で149キロ投げて5.1回を1失点に抑えた。日本選手権の関東代表決定戦でも10球団のスカウトが視察する中でセガサミー相手に4回を1安打に抑えると、ドラフト会議直前に行われた阪神とのCSを目前に控えた横浜ベイスターズとの練習試合でも登板し、無観客の横浜スタジアムという独特の状況で3回を4安打無失点に抑えて力をアピールした。同年のドラフト会議で横浜から4位指名を受けて入団。立教大学の経営学部からの初のプロ入りとなった。ルーキーイヤーはキャンプ序盤に右ひじを痛めると、7月2日に右肩のクリーニング手術を受けてイースタンリーグでも登板なしに終わった。
:初登板初先発:
2年目にはキャンプの練習試合で147キロを投じるなど順調な回復を見せて7月5日に1軍昇格を果たした。同日の巨人戦で6点をリードされて迎えた8回裏に初登板、先頭のビヤヌエバから見逃し三振を奪うと、続く社会人時代の同期生でもある若林からも空振り三振を奪う上々の初登板を飾った。主にロングリリーフとして好投を続けたが8月22日の阪神戦で2つの敬遠が裏目にも出て失点を重ねると木浪のピッチャーゴロがグラブの網の部分に挟まって取れなくなる不運もあってイニング5失点と大幅に数字を落とした。9月8日の中日戦では2軍でも経験のない先発を任されて5回1失点に抑えて、打っても初安打を放ったが惜しくも敗戦投手になった。
:スイーツ自作:
20年はキャンプでラミレス監督から投手MVPに選ばれて、オープン戦でも4試合に登板して無失点に抑えた。開幕がコロナウイルスの影響で延期となると自粛期間中にSNSで自作したイチゴタルトや生春巻きなどをアップして話題になった。だが開幕前の練習試合を目前にして首の違和感(頚椎ヘルニア)で離脱、夏場にヘルニアが完治したが足首を捻挫、完治しないまま投球練習を開始したが右ひじを痛めて同年は1軍昇格は果たせず2軍でもわずか7試合登板に終わった。
:戦力外:
21年はイースタンリーグでも3試合の登板に留まり、8月2日に右肘のクリーニング手術を受けたが、戦力外通告を受けた。通告後に横浜スタジアムを訪れると、練習前のウォーミングアップ時に「俺の分まで頑張れ」と大声で最後挨拶を行い、スーツ姿のままウォーミングアップに参加して最後までチームを盛り上げた。 |
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初記録 |
初登板 |
2019年7月5日巨人戦 |
初勝利 |
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初奪三振 |
2019年7月5日巨人戦:ビヤヌエバから |
初完投 |
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初セーブ |
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投球成績
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チーム |
登板 |
完投 |
完封 |
勝利 |
敗戦 |
S |
回数 |
安打 |
本塁 |
四球 |
死球 |
三振 |
暴投 |
ボーク |
失点 |
自責 |
防御率 |
|
19 |
横浜 |
16 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
25.0 |
31 |
1 |
8 |
2 |
20 |
3 |
0 |
19 |
16 |
5.76 |
|
通算 |
1年 |
16 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
25.0 |
31 |
1 |
8 |
2 |
20 |
3 |
0 |
19 |
16 |
5.76 |
|
|
打撃成績
|
チーム |
試合 |
打数 |
得点 |
安打 |
二塁 |
三塁 |
本塁 |
塁打 |
打点 |
盗塁 |
盗刺 |
犠打 |
犠飛 |
四球 |
死球 |
三振 |
併殺 |
失策 |
打率 |
|
19 |
横浜 |
16 |
2 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
.500 |
|
通算 |
1年 |
16 |
2 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
.500 |
|
|
二軍投球成績
|
チーム |
登板 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
S |
回数 |
安打 |
本塁 |
四死 |
三振 |
失点 |
自責 |
防御率 |
|
19 |
横浜 |
25 |
0 |
2 |
0 |
1 |
31.0 |
32 |
0 |
10 |
28 |
14 |
13 |
3.77 |
20 |
横浜 |
7 |
0 |
0 |
1 |
0 |
7.0 |
11 |
0 |
5 |
10 |
5 |
5 |
6.43 |
21 |
横浜 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3.0 |
2 |
0 |
4 |
3 |
1 |
1 |
3.00 |
|
通算 |
3年 |
35 |
0 |
2 |
1 |
1 |
41.0 |
45 |
0 |
19 |
41 |
20 |
19 |
4.17 |
|
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