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篠原 貴行



34
名前 しのはら たかゆき
生年月日 1976年9月7日
経歴 沖学園高−三菱重工長崎−ソフトバンク(97年D2位)−横浜
入団年 10年にソフトバンクから移籍
在籍年 10年−13年
背番号 10年−13年[34]
投打 左投げ左打ち
守備 投手
ホークス入団
幼い頃から喘息に悩まされて、体力をつけるために野球を始める。沖学園から三菱重工長崎を経て、97年のドラフト会議で地元の福岡ダイエーホークスから2位指名を受けて入団。ルーキーイヤーの98年は防御率は4.53だったが、51試合に登板して2勝4敗を記録した。

不敗
99年は4月17日のオリックス戦で1勝目を記録すると、次々と白星を重ねて7月終了時点で6勝0敗という素晴らしい成績を残して、ホークスの33年ぶりの首位ターンに大きく貢献した。8月に入ると8日の近鉄戦で篠原が2回を無失点に抑えると10回裏に林のサヨナラヒットで勝利投手、18日のオリックス戦で10回表を無失点に抑えると松中のサヨナラヒットで勝利投手、翌日のオリックス戦でも11回表にペドラザをリリーフして無失点に抑えると柴原の逆転サヨナラスリーランで2日連続の勝利投手と、篠原の不敗伝説がチームを引っ張った。

不敗2
9月8日の西武戦では7回表から3イニングを1失点に抑えると、同点で迎えた9回裏に井口がサヨナラ満塁ホームランを放って篠原に10勝目が記録された。開幕からリリーフのみでの10連勝は、65年の南海の新山 影忠以来34年ぶりの快挙だった。さらに17日のロッテ戦で9回表にペドラザをリリーフして無失点に抑えると井口のサヨナラヒットで勝利投手、翌日も1.2回を投げると、三連投となった19日のロッテ戦では、何と9回表から4イニングを無失点に抑える力投を見せ、12回裏に代打坊西のサヨナラヒットで81年の間柴に次ぐ開幕13連勝を達成。

優勝試合で勝利投手
マジック1で迎えた9月25日の対日本ハム戦では、同点の8回表からマウンドに上がり、いきなり小笠原のヒットと片岡への四球で無死一、二塁というピンチを背負ったが、オバンドーを併殺に打ち取ると、田中を空振り三振に仕留めて無失点で切り抜ける。するとその裏に井口のソロでホークスが勝ち越し、9回表も篠原、ペトラザと繋いで逃げ切り、ホークスとしては26年ぶり、九州移転後としては初のリーグ優勝を飾った。

勝率10割ならず
優勝決定試合の勝利で日本記録の開幕15連勝まであと1勝に迫った篠原は、本拠地最終戦の9月30日の近鉄戦でも8回表からマウンドに上がり、同点で9回を迎える理想的な流れになったが、同年限りでの引退が噂されていた元ホークスの山本 和範に劇的な勝ち越しホームランを打たれて日本記録と勝率10割が阻止されてしまった。松坂と争っていた最多勝も及ばなかったが、勝率.933で最高勝率を獲得。開幕からの14連勝は単独2位(その後05年に斉藤 和己が15連勝を記録して単独3位)で、救援のみとしては最多。79.1回を投げて、被安打46で防御率1.25という圧倒的な成績を残してMVP投票でも中継ぎとしては異例の152点を集めた。

2年連続チーム最多勝
00年には5月に5勝を記録して月間MVPを受賞。6月まで負け無しの8連勝と前年を超えるペースで勝ち続けたが、後半戦に入ると失速して9勝3敗に留まった。同年にホークスは2連覇を達成したが、チーム最多勝は篠原を含む4投手の9勝で、篠原はリリーフでありながら2年連続で優勝チームのチーム最多勝になった。

故障
01年には先発転向や、新球種の習得に挑戦したが投球フォームを崩して防御率6.26と大幅に数字を落としてしまった。02年は故障もあって19試合登板に留まったが、スタイルを変化球主体のピッチングに切り替えて防御率0.83を記録。03年には6月下旬に戦列に復帰すると抑えとして起用されて、防御率2.32で10セーブを記録して優勝に貢献、胴上げ投手も任された。

横浜入団
04年には左肩の手術を行って登板0に終わると、翌05年も1試合登板と厳しい時期が続いたが、06年には6年ぶりの50試合登板を達成して、防御率3.41と結果を残した。07年もまずまずの成績を残したが、08年は左肘の故障などもあって21試合登板に留まった。09年には故障から回復できず、二軍での2登板に終わり戦力外通告を受けて退団。ホークス時代の投手コーチである尾花が新監督に就任した横浜への入団が決まった。

復活
移籍初年度は20試合に登板したが10イニングを投げて20被安打、防御率11.70と結果が残せなかった。だが同年秋のキャンプで尾花監督から肘の位置が下がっていることを指摘され、木塚投手コーチと共にフォームを固めた事で翌11年は開幕から好調を持続。5月1日からは16試合連続で自責0を記録するなど勝ちゲームのリリーフとして起用された。

37試合連続無失点
7月3日からは三ヶ月以上に渡って連続無失点を続けて注目を集めた。そして37試合連続無失点となって藤川 球児の持つリーグ記録38試合連続無失点にあと1試合と迫って迎えた10月5日の巨人戦で、5対0とリードした8回裏一死一、二塁でマウンドに上がったが亀井を四球で歩かせてしまうと代打高橋由は三振に仕留めたが、坂本にレフトスタンドに満塁ホームランを運ばれてリーグタイ記録はならなかった。篠原は「そういう星の下に生まれていなかったんでしょう」

5年ぶり
12年は主に左のワンポイントとして起用されて、4月は7試合で9人の打者と対戦して無安打、無四球という好成績を残したが、5月以降は打ち込まれる試合が目立つようになり成績が悪化。7月1日の広島戦では右太ももの痙攣で緊急降板となった山本に代わって7回裏からマウンドに上がったが、先頭の岩本にセンター前ヒットを打たれてしまうと、ここで菊地に継投となったが、菊地が代打前田智に勝ち越しタイムリーを打たれて逆転負けとなり、139試合連続敗戦なしだった篠原に5年ぶりとなる敗戦が記録された。

引退
13年には春先に左肘を故障。リハビリを続けたが本来のボールが投げられるような状態までは戻らず9月上旬に引退を決断。「自分はもう1軍レベルの選手ではない」と一軍での引退登板は断り、9月29日にイースタン・リーグ日本ハム戦で引退登板。ブルペンで肩を作っている時から、昔の事が走馬灯のように流れたという篠原は選手達が作った花道を通ってマウンドに向かい、最後のアウトを取って現役に別れを告げた。引退後には横浜の投手コーチに就任した。


初記録
初登板 98年4月8日西武戦
初勝利 98年4月8日西武戦:ラービーから
初奪三振 98年6月20日近鉄戦
初セーブ 98年8月4日日本ハム戦
初完投
その他の記録
月間MVP 99年9月、00年5月






98 99 00 01 02 03 05 06 07 08 09 10 11 12 13
最高勝率 1回
オールスター 2回


  投球成績
チーム 登板 完投 完封 勝利 敗戦 S 回数 安打 本塁 四球 死球 三振 暴投 ボーク 失点 自責 防御率
98 ダイエー 51 0 0 2 4 3 55.2 51 2 31 1 47 2 0 28 28 4.53
99 ダイエー 60 0 0 14 1 0 79.1 46 5 25 1 80 3 0 11 11 1.25
00 ダイエー 57 0 0 9 3 2 76.1 64 11 18 2 43 2 0 28 27 3.18
01 ダイエー 33 0 0 3 0 0 41.2 52 4 17 0 28 3 0 31 29 6.26
02 ダイエー 19 0 0 0 0 0 21.2 10 0 7 0 20 2 0 2 2 0.83
03 ダイエー 30 0 0 1 4 10 42.2 30 3 5 1 40 0 0 12 11 2.32
05 ソフトバンク 1 0 0 0 0 0 0.1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00
06 ソフトバンク 50 0 0 0 1 0 34.1 38 3 13 0 32 0 0 13 13 3.41
07 ソフトバンク 37 0 0 0 3 2 26.2 22 3 9 0 18 0 0 12 11 3.71
08 ソフトバンク 21 0 0 0 0 0 14.0 16 0 5 0 11 1 0 5 5 3.21
10 横浜 20 0 0 2 0 0 10.0 20 2 4 1 5 2 0 13 13 11.70
11 横浜 67 0 0 1 0 0 44.0 37 2 12 1 35 0 0 10 9 1.84
12 横浜 50 0 0 1 3 0 22.0 25 2 12 3 12 1 0 14 12 4.91
球団 3年 137 0 0 4 3 0 76.0 82 6 28 5 52 3 0 37 34 4.03
通算 13年 496 0 0 33 19 17 468.2 411 37 158 10 372 16 0 179 171 3.28


  打撃成績
チーム 試合 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率
98 ダイエー 51 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 .000
99 ダイエー 60 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 .000
00 ダイエー 57 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
01 ダイエー 33 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
02 ダイエー 19 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
03 ダイエー 30 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
05 ソフトバンク 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
06 ソフトバンク 51 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 .000
07 ソフトバンク 37 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 .000
08 ソフトバンク 21 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
10 横浜 20 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
11 横浜 67 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
12 横浜 50 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
球団 3年 13 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
通算 13年 497 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 .000


  日本シリーズ投球成績
チーム 登板 完投 完封 勝利 敗戦 S 回数 安打 本塁 四球 死球 三振 暴投 ボーク 失点 自責 防御率
99 ダイエー 3 0 0 0 0 0 5.1 5 0 2 0 4 0 0 1 1 1.69
00 ダイエー 3 0 0 0 0 0 3.0 4 0 1 0 0 0 0 2 2 6.00
03 ダイエー 3 0 0 1 1 0 3.1 3 0 2 0 3 0 0 1 1 2.70
通算 3年 9 0 0 1 1 0 11.2 12 0 5 0 7 0 0 4 4 3.09.


  日本シリーズ打撃成績
チーム 試合 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率
99 ダイエー 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 .000
00 ダイエー 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
03 ダイエー 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 .000
通算 3年 9 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 1 .000


  プレーオフ投球成績
チーム 登板 完投 完封 勝利 敗戦 S 回数 安打 本塁 四球 死球 三振 暴投 ボーク 失点 自責 防御率
07 ソフトバンク 2 0 0 0 0 0 1.1 1 0 1 0 1 0 0 1 1 6.75
通算 1年 2 0 0 0 0 0 1.1 1 0 1 0 1 0 0 1 1 6.75


  プレーオフ打撃成績
チーム 試合 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率
07 ソフトバンク 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000
通算 1年 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000


  オールスター投球成績
回数 登板 完投 完封 勝利 敗戦 S 回数 安打 本塁 四球 死球 三振 暴投 ボーク 失点 自責 防御率
通算 2回 2 0 0 0 0 0 2.1 4 2 0 0 1 0 0 3 3 11.57


  オールスター打撃成績
回数 試合 打数 得点 安打 二塁 三塁 本塁 塁打 打点 盗塁 盗刺 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺 失策 打率
通算 2回 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000


  二軍投球成績
チーム 登板 完投 勝利 敗戦 S 回数 安打 本塁 四死 三振 失点 自責 防御率
10 湘南 21 0 3 0 0 17.2 22 2 6 5 11 10 5.09
11 横浜 6 0 1 0 2 6.0 6 1 2 3 5 3 4.50
12 横浜 3 0 0 0 0 3.0 1 0 1 4 1 1 3.00
13 横浜 11 0 0 0 0 7.1 8 0 4 6 6 5 6.14
通算 4年 41 0 4 0 2 34.0 37 3 13 18 23 19 5.03
球団在籍時のみ