:MLB1122安打:
MLBでは75年から5年連続で100安打を記録するなど通算で1122安打、148本塁打を放った。79年には打率.321、28本塁打、101打点、77四球も選んで出塁率.420を記録。守備も強肩が評価されてゴールドグラブも獲得して、地元記者が選ぶブリュワーズ最優秀選手にも選出された。フィリーズでプレーした83年にはワールドシリーズで4番を任されたがプレッシャーから体調を崩して試合を欠場してしまった。
:大洋入団:
87年の開直後に大洋に緊急入団したが、前年は筋無力症という病気の奥さんの看病でプレーしておらず体調は万全ではなかった。それでも5月10日の巨人戦で水野から先制スリーランを放つと、6回裏には斎藤雅から試合を決めるツーランを放って5打点を記録するなどメジャーリーガーの片鱗は見せた。
:引退:
だが巨人戦の翌日から、変化球攻めにあって22打数連続ノーヒットというスランプに陥ると、5月17日に突如引退を発表した。レスカーノは「自分の野球人生は燃え尽きてしまった。今までなら打てたボール、カットできたボールに体がついていかない。150キロのボールも怖くなかったが、今は140キロのボールにさえ向かって行けない」と涙ながらに語った。 |
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