:ドラフト1位:
94年にドラフト1位でブルージェイズに入団。ルーキーリーグから毎年ステップアップして、4年目の97年にはAAで打率.289で30本塁打、91打点という好成績を残し、翌98年には22歳の若さでメジャー初昇格を果たした。なお入団して3年間はショートを守っていたが、3年間(303試合)で通算121エラーを記録して、ファーストに転向。
:AAA本塁打王:
その後も毎年AAAでは25本塁打前後を記録する活躍を見せたが、メジャーでは結果を残すことは出来ず、パドレス、タイガースと移籍した。03年は5月16日までにAAAで9本塁打、28打点を記録してメジャー昇格。93試合に出場して10本塁打とそこそこ活躍したがクビになり、04年はカージナルス傘下のAAAメンフィスで一塁手として36本塁打で本塁打王を獲得し、打率.306、107打点と活躍したがカージナルスの強力な野手陣には食い込めずメジャー昇格はならなかった。翌05年に横浜入団。
:初ヒット:
オープン戦から全く当たりの出なかったウィットは、開幕直線に風邪を引いたこともあってか、なかなか初ヒットが打てず、ついにはスタメン落ちなども味わったが、開幕から10試合目となる4月13日ヤクルトでスタメンに起用されると、ヤクルト先発館山から同点ホームランを放ち、初ヒットをホームランで飾った。
:退団−入団:
横浜では64打数11安打、28三振と全く活躍が出来ず二軍落ち、二軍では打率.326で12本塁打とまずまずの成績を残したが退団。翌06年はデビルレイズ傘下のダーラムで打率.291、36本塁打、99打点を叩き出しAAAの二冠王に輝いた。これを評価した楽天がウィットをスカウトし、一年を挟んで再び日本でプレーすることになった。
:名マイナーリーガー:
楽天でも打率.174で6本塁打、15打点と結果残せず退団。メジャーでも日本の一軍でも活躍できなかったが、マイナーリーグでは通算1396安打で269本塁打、885打点という素晴らしい成績を残した。メジャーや日本の成績を含めると1500安打、300本塁打、1000打点を超える事になる。 |
|