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指名順
指名順 指名選手
南海 藤原 真
西鉄 河原 明
阪神 野上 俊夫
近鉄 三輪田 勝利
大洋 小谷 正勝
東京 村田 兆治
巨人 高田 繁
サンケイ 中野 孝征
阪急 渡辺 一夫
中日 土屋 紘
東映 吉田 誠
広島 井上 弘昭
この年から、まず抽選を行い、指名順を決め、1人目から順順に指名をしていき、2順目の13人目から順位を逆にして、また指名を行うという方式に変更された。




第三回ドラフト会議(67年度)

第1回選択希望選手
南海
藤原 真
22歳 投手
慶応大学
第1回選択希望選手
西鉄
河原 明
18歳 投手
大分商高
第1回選択希望選手
阪神
野上 俊夫
18歳 投手
市和歌山商高
第1回選択希望選手
近鉄
三輪田 勝利
22歳 投手
早稲田大学
第1回選択希望選手
大洋
小谷 正勝
22歳 投手
国学院大学
第1回選択希望選手
東京
村田 兆治
18歳 投手
福山電波高
第1回選択希望選手
巨人
高田 繁
22歳 外野手
明治大学
第1回選択希望選手
サンケイ
中野 孝征
23歳 内野手
日本楽器
第1回選択希望選手
阪急
渡辺 一夫
18歳 投手
東北福祉大付高
第1回選択希望選手
中日
土屋 紘
23歳 投手
電電東京
第1回選択希望選手
東映
吉田 誠
18歳 外野手
大宮高校
第1回選択希望選手
広島
井上 弘昭
23歳 外野手
電電近畿
注目選手
近鉄3位 小川 亨 1634安打162本塁打
大洋2位 中塚 政幸 1440安打61本塁打
巨人1位 高田 繁 1384安打139本塁打
西鉄3位 竹之内 雅史 1085安打216本塁打
広島1位 井上 弘昭 1058安打155本塁打
阪神9位 川藤 幸三 211安打16本塁打
東京1位 村田 兆治 215勝177敗33S
サンケイ5位 松岡 弘 191勝190敗41S
東映3位 高橋 直樹 169勝158敗13S
巨人2位 山内 新一 143勝142敗0S




大洋
1位 小谷 正勝 285試合 24勝27敗6S 391奪三振 防御率3.07 大洋の初代リリーフエース
2位 中塚 政幸 1643試合 1440安打 61本塁打 打率.278 流し打ちの名人で人気者
3位 米田 慶三郎 899試合 337安打 34本塁打 打率.204 打撃はともかく守備は一流
4位 池田 重喜 155試合 13勝12敗 189奪三振 防御率3.53 大洋で10勝
5位 金村 東 交渉権喪失
6位 安田 泰一 75試合 19安打 3本塁打 打率.181
7位 竹村 一義 172試合 30勝23敗 290奪三振 防御率3.77 大洋では2勝・・
8位 赤沢 伸雄 交渉権喪失
9位 引地 健二 交渉権喪失
10位 谷木 恭平 交渉権喪失 72年中日3位
11位 玉井 信博 交渉権喪失 71年巨人7位
ドラフト会議と、その後
1位小谷 正勝は3年目からホエールズ初の選任ストッパーに転向、当時はセーブが存在していなかったため、晩年の6セーブしか記録されていないが、70-71年には2年連続して50試合以上に登板、防御率2.11、2.13とすばらしい安定感を見せた。
2位中塚 政幸は、100安打以上を8回に、盗塁王も獲得するなどトップバッターとして長くチームに貢献、またシーズンオフにラジオのパーソナリティをするなど芸達者で、非常に人気が高かった。3位米田 慶三郎は打撃は2割前後とさっぱりだが、守備は一流だった事から自衛隊と呼ばれた。
6位の安田 泰一は、球団側が何と韓国籍を知らずに契約。助っ人外国人が2人がいたため開幕時は支配下登録すらされず、9月にスチュアートが解雇されたところで初めて登録された。翌年は新外国人との交渉が長引き、その間は保留選手。4月に登録されたが、ロジャースの来日で、故障もないのに任意引退を通告された、だがその後に規則改正があり引退回避。




セリーグ 年齢とポジションの間に×マークがある選手は交渉権喪失か放棄。
巨人 中日 阪神 大洋 サンケイ 広島
1位 高田 繁
22歳 外野
明治大
土屋 紘
23歳 投手
電電東京
野上 俊夫
18歳 投手
市和歌山商高
小谷 正勝
22歳 投手
国学院大
中野 孝征
23歳 内野
日本楽器
井上 弘昭
23歳 外野
電電近畿
2位 山内 新一
20歳 投手
三菱重工三原
江島 巧
18歳 外野
平安高
吉良 修一
18歳 投手
津久見高
中塚 政幸
22歳 内野
中央大
簾内 政雄
22歳 投手
日鉱日立
植村 秀明
18歳 投手
郡山高
3位 大隈 正人
20歳 投手
サッポロビール
若生 和也
23歳 投手
立正佼成会
林田 真人
22歳×外野
早稲田大
米田 慶三郎
25歳 内野
電気化学
奥宮 種男
18歳 捕手
九州工高
河井 昭司
18歳 内野
広陵高
4位 山田 直政
18歳 投手
岡山南高
村上 真二
18歳 内野
今治南高
坂本 義雄
18歳 投手
早鞆高
池田 重喜
21歳 投手
日鉱佐賀関
高井 諭
22歳 投手
日本コロムビア
岩崎 良夫
20歳 内野
立正佼成会
5位 坂東 順司
18歳 投手
鳴門高
皆木 敏夫
18歳×投手
日大桜丘高
桑野 議
18歳 投手
九州工高
金村 東
18歳×内野
早稲田実高
松岡 弘
21歳 投手
三菱自動車水島
坂井 大志
18歳×投手
戸手商高
6位 菅田 秀高
18歳×投手
島根農大付高
工藤 真
18歳×投手
豊橋東高
原 秀樹
18歳 内野
新居浜商高
安田 泰一
18歳 外野
宇部商高
横山 忠夫
18歳×投手
網走南ヶ丘高
外山 義明
20歳×投手
クラレ岡山
7位 沢田 止男
18歳×内野
八代東高
佐々木 辰夫
21歳×投手
四国電力
西川 寛治
18歳×内野
萩商高
竹村 一義
18歳 投手
阿芸高
山口 久仁男
18歳×内野
津久見高
吉田 茂
18歳×投手
浜松商高
8位 小田 芳男
18歳 捕手
萩高
星野 秀孝
18歳 投手
沼田高武尊分
川口 勉
18歳×投手
中京高
赤沢 伸雄
18歳×投手
電気化学
長野 哲
18歳×投手
佐沼高
有田 哲三
18歳 投手
宇部商高
9位 小平 誠司
21歳 捕手
陸上自衛隊
金 博昭
29歳 外野
立正佼成会
川藤 幸三
18歳 投手
若狭高
引地 健二
18歳×投手
福島商高
飯田 光男
23歳×投手
東京鉄道管理局
山根 政明
18歳×投手
勝山高
10位 関本 四十四
18歳 投手
糸魚川商工高
藤山 悦正
18歳×投手
境高
谷木 恭平
22歳×外野
立教大
滝 武峯
18歳×投手
磯原高
片山 一美
18歳 捕手
関西高
11位 依田 優一
18歳×外野
堀越高
玉井 信博
18歳×投手
松山商高
中新井 明
18歳 投手
鹿沼農商高
12位 飯尾 尊雄
18歳 投手
丹原高
松尾 幸一
18歳×内野
中津工高
13位 中室 幹雄
18歳 外野
津山商高
柴田 利郎
18歳×捕手
大館商高
14位 三平 孝広
18歳 投手
木更津中央高
高尾 訓光
23歳×投手
松下電器
15位 佐藤 清三郎
18歳×捕手
木更津中央高
河本 昭人
25歳×投手
本田技研
日野 茂
23歳 内野
松下電器
真鍋 幹三
22歳 捕手
ダイハツ
関口 穣二
21歳 内野
大京観光
多田 勉
24歳 内野
河合楽器
大西 譲治
18歳 投手
松山北高
金井 元三
18歳 外野
東洋大牛久高
西山 敏明
20歳 外野
駒沢大中退
ドラフト会議と、その後
東京六大学の安打記録を更新した高田に注目が集まったが、高田はドラフト前から巨人以外なら社会人を公言していた、それが功を奏して巨人は指名7番目ながら、高田の1位指名を勝ち取った、高田は巨人のV9の一翼として活躍した、だが巨人は2位山内を5年で南海に放出、山内は南海に移籍するや20勝を挙げ、その後も5年連続二桁勝利など通算143勝の大投手に。
サンケイ5位の松岡 弘は、二桁勝利10回で通算191勝と大エースに育ち、ヤクルトの初優勝となった78年にも16勝を挙げ、日本シリーズでも2勝2セーブを挙げるなど日本一に大きく貢献した。




パリーグ 年齢とポジションの間に×マークがある選手は交渉権喪失か放棄。
阪急 西鉄 東映 南海 東京 近鉄
1位 渡辺 一夫
18歳 投手
東北福祉大付
河原 明
18歳 投手
大分商高
吉田 誠
18歳 外野
大宮高校
藤原 真
22歳×投手
慶応大
村田 兆治
18歳 投手
福山電波高
三輪田 勝利
22歳×投手
早稲田大
2位 宮本 幸信
22歳 投手
中央大
東田 正義
20歳 外野
三重交通
二宮 忠士
22歳 内野
東芝
西岡 三四郎
18歳 投手
洲本実高
岡田 光雄
18歳×投手
邇摩高
永淵 洋三
25歳 投手
東芝
3位 渡辺 幸三
18歳×外野
中京高
竹之内 雅史
22歳 内野
日本通運
高橋 直樹
22歳 投手
日本銅管
横山 春久
18歳×投手
小倉工高
島谷 金二
23歳 内野
四国電力
小川 亨
22歳 外野
立教大
4位 正垣 泰祐
22歳 外野
日本大
後藤 清
21歳 投手
電電東海
水野 明
18歳×投手
中津商高
高橋 里志
19歳 投手
電電北陸
榊 親一
23歳 捕手
日本通運
石井 久至
22歳×内野
日本大
5位 渡辺 勉
18歳 内野
仙台育英高
辻原 幸雄
18歳 投手
川内高
石井 輝比古
18歳 投手
福岡第一高
高畠 導宏
23歳 外野
大分商高
藤村 正美
18歳×内野
三田学園高
松下 芳夫
22歳 捕手
電電近畿
6位 醍醐 恒男
18歳 捕手
習志野高
長嶺 俊一
18歳×投手
本圧高
末永 吉幸
20歳 内野
鹿児島鉄道
上林 成行
18歳×投手
国府高
吉岡 邦広
18歳 投手
三田学園高
川口 忠
24歳×内野
サッポロビール
7位 合田 養
18歳×投手
新居浜商高
山田 智千
21歳×外野
日立製作所
後原 富
22歳 外野
駒沢大
矢部 祐一
21歳×内野
常磐炭礦
中村 裕二
18歳×捕手
柳川商高
五十嵐 英夫
22歳 投手
神奈川大
8位 大田 高義
20歳×投手
大倉工業
牧 重見
18歳×投手
大宮高
田中 達生
19歳×捕手
電電九州
宮島 義人
18歳×捕手
塚原天竜高
金子 勝美
18歳×投手
大宮高
大田 進
23歳×外野
日産自動車
9位 当銀 秀崇
22歳 外野
駒沢大学
黒木 政次
18歳×外野
高鍋高
川崎 義通
21歳 投手
電電九州
坂 英男
18歳 外野
岐阜商高
堀田 芳信
18歳 投手
三谷水産高
枝松 道輝
29歳×内野
日本石油
10位 安井 智浩
18歳×外野
三田学園高
吉田 和幸
18歳×内野
報徳学園高
井上 正晴
18歳 内野
福岡第一高
加藤 秀司
19歳×内野
松下電器
吉岡 悟
18歳 内野
富山商高
11位 山田 久志
19歳×投手
富士鉄釜石
横山 正彦
24歳×投手
日本楽器
青山 常夫
18歳×投手
豊川工高
池田 和雄
18歳×外野
習志野高
12位 桑名 仁
18歳×投手
八幡中央高
鶴岡 泰
22歳×外野
大分商高
西脇 正彦
22歳×内野
関西大
13位 山岡 実
18歳 捕手
田原本農高
山口 和雄
18歳 投手
唐津東高
14位 宮崎 寛
18歳×投手
鹿島高
松室 武
23歳 外野
龍谷大
15位 古賀 雄一
18歳×捕手
三池工高
村井 英司
18歳×捕手
北海高
16位 高瀬 逸夫
18歳×内野
日田林工高
岡村 晃
24歳 内野
河合楽器
内田 照文
18歳 投手
熊本工高
東新 昇
18歳 内野
琴浦高
宇佐美 和雄
18歳 投手
木更津中央高
雨宮 捷年
22歳 外野
神奈川大
ドラフト会議と、その後
なんと言っても村田 兆治(当時は長次)まさかり投法から繰り出されるストレートとフォークを武器に歴代8位の2363奪三振を記録、84年には再起不能といわれた右肘の故障から、奇跡の復活を遂げ、翌年には17勝、引退した90年ですら、145キロを投げ10勝を記録している。
東映3位の高橋 直樹は長く東映のエースとして活躍するが、江夏とのトレードで広島し、その後57-58年に西武で日本一に貢献した(169勝)。
近鉄3位の小川 亨はおよそ近鉄のカラーに合わない渋い選手で180打席無三振の日本記録を持っていた(現在はイチローの216打席)。

 参考記事:>>なにわWEB:「猛牛のモーやん」小川 亨